ひとときの燦々。

昨日の雨で足元は泥濘と水溜り、茂る草木もしっとりとしていましたが、

青空に、ぽかぽかと温かい陽光が降りそそぐ時間もあって穏やかな一日。

すっかりと木々の葉で森の中も薄暗くて、その緑の勢いに圧倒されますが、

風にさわさわ、光にきらきら、爽やかな初夏の空気に心地が良かったです。

エゾハルゼミの鳴き声も少なくなって、野鳥のさえずりが響いていました。

ただ、ほとんどの鳥が子育て真っ最中の季節、また親鳥に怒られます。。。

普段は人間はほとんどやって来ないのでしょう、あちらも驚いている様子、

ガサガサと姿を現した僕に...ヤブサメ(の親子)が一斉に茂みから飛びだしました。

そして、親鳥が近くの木にとまってけたたましく警戒の声で鳴き続けてしまい、

ふと見たら、目の前の倒木には雛だと思われる小さな鳥が、、ちょこんと、

それは親鳥も怒るというより慌てますよね。雛の無垢な瞳が僕をジッと見て。

一枚だけ今日の出会いを写真に撮らせて頂いて、すぐにその場を後にしました。




***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****

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つよし