きゃ、きゃわうそ?

これは...「カワウソ」でもないですし、最近いろいろと話題になっている

ゆるキャラの方の「ちぃたん☆」でもなく、「アメリカミンク」でした。

見た目は可愛くとも、アメリカミンクは『特定外来生物』に指定されています。

今日はふと立ち寄った先の、知床半島の国立公園外の川で見つけましたが、

近年は国立公園内の河川付近でも、僕自身も稀に目撃することがあるので、

在来の野生動物の生息域に侵入し生態に影響を及ぼすことも懸念されます。

また、川を泳ぐ姿が、しばしば絶滅種とされるカワウソと勘違いがされて、

新聞やニュースで話題になる事も一昔前は多かったようにも思いますね。

まさか僕もアメリカミンクがいると思って眺めていたわけではないのですが、

視界に入った水面に、ニョロニョロニョロ~~...っと動いていく影が見えて、

川に流れる流木でもないし、えっ!冬にヘビ!?と思うような泳ぎがあって、

指に蹼(みずかき)があり泳ぐことが上手なことは知りつつも間近で驚きました。

それに水面が凍っているような冷たい冬の川を平気で泳ぎ、潜水までします。

外来生物ということで複雑な思いはありつつも、貴重な観察にはなりました。


【動画:泳ぐ姿はうまく撮れなかったのですが、顔が見えました。】

口元が白い。はじめ雪でも口にくわえているのかと思いましたが、

下顎から前胸にかけて白い毛が生えていることがあるようで、

この個体は胸の付近の白さは目立ちませんでしたが、下顎が真っ白。

かつて毛皮生産目的で北海道にも移入されたものの脱走等があって、

野生化しながら生息域を広げてきたとされますが、この毛並みです。

需要と供給、流行りと廃り、社会と倫理観の変化、在来種と外来種、

様々なものに翻弄されながら正しさとは時代の経過に変わるもの、

その痛みを認識し僕ら人間も抱えながら、彼らの対処にあたっています。




***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****

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つよし