エゾリス駆けてく森

断崖部へ続く森、日陰になる場所では残雪が多いですし泥濘もあるので、

長靴でザクザクと、時に雪に足が埋まりながらも突き進んでいく僕です。

これまで雪の下であった地面がでてくると、小さな野鳥たちが賑やかに

そこ(地面)をついばんでいる姿が目立ちました。あまり人間も気にせず。

また、そろそろエゾシマリスの冬眠も明けるのかな...いないかな?...と

その出会いの瞬間も期待しつつ歩いていくと、リスの姿がありました!

・・・とは言っても、エゾリスでしたが(笑)いえ、これはこれで嬉しい。

エゾリスの方は冬眠をしないリスで、まだフワフワの冬毛、とくに耳。

地面を駆けて、木の幹を登って、枝から飛び移り、軽業を目で追う僕、

何を探してそんなに急いで行くのか、待ちに待った春は嬉しいのか。

海の匂い、断崖を吹く風、不意に落石の大きな音、そして、山々。

雪が融けたばかりで茶色い世界、いずれは緑に包まれます。

氷瀑の季節があった、その名残。滝の流れる水の音、波の音。




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つよし