めぐる

今日は早朝ツアーから午前中の時間帯は晴れていましたが、

移り変りの空模様...午後から夕方には雲が増えて時に雨がぱらぱら。

そんな予感を抱えながら散策していた午前の知床五湖は青空。

本州の方でも少し秋を感じ始めているとお客様には言われますが、

きっと...北国の秋は思ったよりも早くやって来て、

巡り巡ることにも気がつかず、すぐそこに在るのでしょう。

見上げる青空に色彩が溢れていました。

ハウチワカエデの紅葉が好きです。

緑から黄色やオレンジ、そして、赤。

すでに秋は、すぐそこです。

早朝の草原、知床連山のむこうから昇る朝陽に煌めくワラビ。

海に近い場所では茶色くなってきたものも目立ちます。

こうして朝が来るたびに、その色を変えていくことでしょう。

カイツブリが水鏡✨

いつもよりは蒸し暑くも感じた今日ですが、

水鳥たちは元気に湖面を行ったり、潜ったり、

渡りまでの決して長くはない季節を過ごしていました。

夕方、雨がせまる知床五湖の高架木道。

知床連山もすっかり厚い雲の中、

それでもなお山々のむこうから雲は湧いて流れ込んできます。

この時はすでに山の中腹あたりでは雨が降っていたことでしょう。

どうにか、お客様と僕は濡れずに帰ってきました。

ちょっと心配した今日の空模様ですが、意外と楽しかったです。それも。