晴れるはずだった知床ですが、朝方には雨が降っていました。
また天気予報がはずれているなぁ...と思いながらも散策です!
ただ、午後になって青空に強い日差しが差し込んできました。
とたんにコエゾゼミの大合唱。賑やか、真夏の空気に包まれる森。
そして、何かのキッカケで合唱がおさまると、エゾチッチゼミの声。
散策中の森では今日も羽化中のコエゾゼミの姿が観察できました。
そんな中、本日のお客様(お子様)が足元に発見したのは、
全体的に白く、眼が真っ赤なセミの幼虫でした。
弱弱しい足どりで木の幹にも登れず、ウロウロしています。
種類はわからなかったですが、おそらく羽化の段階に至る前の
本来ならば…まだ地中にいるような若い幼虫だったのでしょう。
こうした幼虫を狙った動物が掘り返した場所から逃げてきたのか、
何らかの(羽化をする条件など)間違いがあって出てきたのか、
この後の動向が心配ではありましたが、その場を後にしました。
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