青。それは束の間。


いったい…いつぶりでしょう?青空をこうして見上げたのは。

台風から台風、大雨から豪雨、濃霧から驟雨、

気まぐれに差し込む陽光はあっても、また雲が空を覆いつくして。

今日は午前・午後と断崖沿いの森を散策していったのですが、

夕方は雨に降られることはありながらも、青空の下の風景を眺めました。

明日は台風がやって来てしまうので、束の間ですが最高の瞬間でした!

これは今朝、4時過ぎの朝焼けの空。待ちに待った空はあまりに美しい。

早朝のツアーにご参加予定だったお客さまには、台風の接近により

予定の変更をしいられて昨日のうちに知床を離れた方もいらっしゃって、

この知床の空をお見せしたかったな…と、心の底から思うのでした。

こんな、何気ないはずの木漏れ日ですら嬉しいのです(*^^*)

今年は…繰り返される大雨や台風に戸惑い悩まされながら

熱く暑いはずの夏が過ぎていくように思います。

つい最近まで海岸付近の草原で黄色い花を咲かせていた

キオンはふわふわの白い綿毛に一気に変わり始めました。

季節すらも束の間の出来事のように移り変わっていくのでしょう。