赤い実、マイタケ、秋の空。

季節は…すでに秋。朝方や夕方の肌寒さも実感させてくれます。

ほんのつい最近まで花が咲く季節であったようにも思うのですが、

気がつけば森にも違う色彩が、実りの季節へ移り変わっていました。

草木の緑は最盛期の瑞々しさを失いつつも、赤い実が異様な存在感を。

写真一枚目は「朴葉味噌」「朴葉焼き」で有名なホオノキの実です。

料理に使われる大きな葉っぱも目立ちますが、この実の質感と色!

こちらはナナカマドの実です。北海道では街路樹として植えられることも多く、

いわゆる道産子な僕には町でも森であっても馴染み深い樹種ですが、

本州からお越しのお客様には「一度は見てみたかった」と言われることも。

僕の実家の方(道東)では『カラスの実』と呼ばれていることもありましたが、

今くらいの熟したばかりの時は渋みや苦みが強くて人間もカラスも食べなくて、

冬に甘みがでてくるとカラスが真っ先に食べるから...という理由だったような。

友人からマイタケをお裾分けしてもらいました。ありがとう!

今晩はコレで、マイタケの炊き込みご飯をつくろうかと考えています。

雨に悩まされた今年の夏、それも理由の一つかどうかはわかりませんが、

キノコ類は全体的に数や大きさ、その質も良さそうだと友人が言っていました。

見上げてみれば…空も秋だと告げています。