見渡す半島の先まで

今日も薄曇りの空模様で、たまに風に流れる雲の切れ間に

滲みだすように太陽の輪郭が見え隠れするような様子でした。

ただ、雲が高いのか知床連山などの山々は白い稜線まで眺められ、

午前中ならば写真(上)のような半島の先端の地域まで見えました。

そして、あちらから戻ってくる途中の漁船が一つポツンと、

これから海が流氷に覆われれば春まで見ることのできない風景です。

そして、同じ断崖部にひろがる森では昨日のブログで紹介した

トドマツの幹に穴をあけた本人(の野鳥)であるクマゲラに会えました。

おでこまで赤いこの個体は雄でしたが、幹をつきながら...よく鳴いて、

もしかしたら番いの相手になる雌を呼んでいたのかもしれないです。

ただ...その呼びかけに反応する鳴き声は僕の周囲にはなく、

しばらくして半島の先端方向の森へと飛びたってしまいました。


・・・。海の音。また森が静まりかえります。




***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****

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つよし