今日は早朝のフレペの滝のご案内から一日の始まり。
最初は薄曇りでしたが、しだいに晴れていく様子も良かったです。
そして、森に草原や断崖部では野鳥たちも朝から元気なもので、
まるで急速に進んでいく季節の中で彼らも忙しく日々を過ごすようです。
様々な種類の野鳥がいましたが、今朝の一番に印象に残っているのは、
フレペの滝の断崖でウミウの卵を食べていたオジロワシでしょうか。
突然に騒ぎ始めたウミウやオオセグロカモメに...何か猛禽が来たのだと
気がついて探してみると、ウミウのコロニー(集団営巣地)のど真ん中に
周囲の騒ぎなどお構いなしで巣を荒らしているワシの姿がありました。
そういう時期でもあるのだと思いながら、自然の厳しさを想います。
最近の散策でよく聞く鳴き声...ポポッ、ポポッ、ポポッ、、
森のどこかから響いてきても姿を見ることが出来ないことがほとんどですが、
今日は目立つ場所、カラマツの天辺にいたツツドリを見られました。
また別の木の上には、昆虫などの何か獲物を探しているのか、
凛とした佇まいのモズがいました。時にカエルや小動物も捕食します。
オスは顔の模様もあって、僕は小さなギャングのようなイメージです。
今日は木に...ちょこんととまっている野鳥が多いですね。
つい1,2週間前までは上空を飛び交い急降下しながら尾羽を鳴らして、
ザザザザーーッ!ザザザザーーッ!とディスプレイフライトをしていた
このオオジシギたちでしたが、すっかり静かになっていました。
***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****
知床五湖・フレペの滝・原生林のトレッキング、自然観察、
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つよし
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