春先から初夏にかけて雪融け水が溜まりこみ、真夏にシダの草原になる
この不思議な場所がある森へ行ってきました。少しの期待もしつつ...。
年によっては一度は水が涸れた草原に、大雨でまた沼のようになるので、
特に昨年は非常に雨が多くて、さらに台風の後には大きな沼になりました。
もしかすると...今回も台風の後、、そんな景色があるか?と思いましたが、
さすがに今年は雨が続いても雨量はそこまででなく、台風の強雨も一時的で、
何だか・・・えらくシダが枯れてしまったなぁ、やや哀しい様子だけでした。
おそらくは、すでに赤茶色くなってしまったシダはこのままでしょうが、
残ったシダが来月に黄色く染まってくれると嬉しいので、そこにまた期待です!
きっと、、ここの森の案内もしている自然ガイドさん方には、
こうした僕の気持ちがわかってもらえると思うのですが、
「あらあら...そんなドンピシャな場所に倒れますか~」という
ただでさえ散策路として気をつかう所、道を塞ぐように倒木が。
春先は雪融け水の川になる場所なので、その頃の散策が心配です。
知床の春、エゾヤマザクラの開花と同様に季節の経過を告げる花でもある
キタコブシの白く大きな花、その実は他の木々の葉に隠されてしまうので、
夏から秋の散策中にあまり気がつくことがないように感じられますが、
先日の台風による強い風で枝が折れて、その赤い実がたくさん落ちています。
この中に無数に詰まっている小さな実(種子)を爪で少し傷をつけると香りが、
それは春に咲く花の匂いにも少し似ているようにも思えて、懐かしいです。
《今日の空気を動画で少しおすそ分け...♪》
***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****
知床五湖・フレペの滝・原生林のトレッキング、自然観察、
冬はスノーシューでの自然体験ツアーをしています!
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つよし
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