見上げる木々の黄葉や紅葉も良いですが、足元のツタウルシも綺麗です。
かぶれる可能性もあるので誤って触ってしまわないように注意が必要ですが、
そんな厄介な心情も、この季節の鮮やかさには忘れてしまいそうにもなります。
緑から黄色...さらにオレンジから赤へと繊細なグラデーションが美しいですね。
午前中は雲が山頂部を隠していた知床連山も、気がつけば晴れ渡っており、
青空の下で昨日や一昨日に見た時よりも雪が厚く積もっていたように感じます。
そうした山々から森へと染めていく秋の風情に僕らは見入るばかりでした。
さらに同じ場所から少し角度を変えればオホーツク海が見渡せます。
この空の青さより、より深い青の先には知床岬の方面に断崖が続きます。
空、山、森、草原、断崖、海、全てが一つになった、まさにそれは知床でした。
本当にすっかり日没が早いので、散策から帰る頃には夕方、夕焼けです。
海側には雲が多かったようで海に沈むようには見えなかったようですが、
幸いなことに、冠雪した知床連山を薄紅色に染める様子が眺められました。
だんだんと薄暗くなって色を失っていく世界ですが、夜の前の彩りに感動。
***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****
知床五湖・フレペの滝・原生林のトレッキング、自然観察、
冬はスノーシューでの自然体験ツアーをしています!
その他のネイチャーツアーもHPよりご相談下さいませ。
つよし
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