知床硫黄山へ

本当は知床硫黄山の山頂から知床半島の背骨のように連なる山々や、その両側に広がる海の動画を撮影したかったのですが雲が多くて撮影は断念、それでも雲の切れ間から姿を現す…まさしく秘境を想わす景色がこれはこれで”らしい”なと思いアップしました。


今日は知床硫黄山へ登ってきました。リピーターのお客様と登山道の途中にある新噴火口まで行くことは年に何度かはありますが登頂するのはいつぶりでしょうか。(※今日はツアーではなくプライベートで登っています)僕は出会わなかったですが後ろから登ってきた方は鈴を鳴らしていたのに登山口や新噴火口でヒグマに5回遭遇したと言っていました、その内の何回かは同じ個体でしょうが、位置と情報的に(単独と親子で)2組はいたのではないでしょうか。その直前に登っていった僕は全く遭遇せず、彼らが嫌がる何らかのオーラがあったのでしょう。あるいは嫌われているのか。


ぐんぐん登っていくと朝陽が差してきて暖かくなってきました。新噴火口から先の登山道は、知床連山を縦走してきて下りる経験が僕は多いので今日のように上りだと...岩場の壁等にぶち当たり、あれ?ココはどう行くんだっけ?と思い出す場面もあって、きっと初めての方だと注意深く登る必要もあると思いました。(ちゃんと探せばマークやテープがあります)


そして、山頂直下で周囲に広がる景色は絶景!羅臼岳に比べても、まさしくの秘境を想わせる光景があります、それぞれの良さもありますが、深くえぐれた谷、白く切り立つ稜線、知床硫黄山の周囲は独特の景観です。残念ながら山頂は雲の中になってしまいましたが、流れていく雲の切れ間から見える景色が、それはそれで厳しい自然を感じて美しかったです!


☆山頂までの写真(24枚)はブログに載せきれないので、大変申し訳ございません、FACEBOOKにアップしておきます。どうぞお暇なときにでも観てください。

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