オジロワシのゆくさき

昨日の大雨によって北海道の各地で、この季節では想定外の状況に被害がでて、

僕の地元である標茶町や弟子屈町では川の増水や雪融け水による浸水が発生し

自身の家族自体に大きな被害等はなかったのですが色々と大変だったようです。

浸水程の被害はなかったですが斜里町でも一部の道路が通行止めになりました。

翌日は穏やかな空模様に、ちょっと拍子抜けもしますが、ツアーで散策する森は

一気に融雪が進んでいて、表面が融けた雪がまた凍って歩きづらい状態に...。

流氷が沖にガッパリと離れた海(水平線はたしかに白いです)を眺めていると、

オジロワシやオオワシが次々と飛んで来ては頭上を通り過ぎていきます。

知床岬方面とオジロワシ(写真1枚目)、昨日はどこで過ごしたのでしょうか。

知床連山とオジロワシ(写真2枚目)、明日はどこで過ごすでしょうか。

知床で営巣と繁殖もしている(オジロワシの)少数派は、すでに忙しいでしょう。

春の気配に北へ渡っていくワシたちも、そろそろ旅の準備を考えるでしょうか。


今回の嵐はワシたちだけでなく多くの野生動物にとって節目となりそうです。




***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****

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つよし