今日も温かい日差し。野鳥を観察しに、フレペの滝へ散策に行きました。
散策路に広がる草原はまだ緑が少ないものの、エゾシカが集まっており、
一方で森に目をむけると木々には小さな新緑が一気に増えたように思います。
スモモの木には蕾が多いものの、白い花が咲こうとしてるのも確認しました。
こうした変化も楽しみながら海の見える断崖に着くと、ハヤブサが鳴いていて、
時に飛びたっては上空を旋回しながら...何かを警戒していたのでしょうか?
近い場所の崖に巣でもあって外敵になるものがいたのかもしれないですね。
そして、そのハヤブサとは対照的に、”のんびり”していたのはイソヒヨドリ。
夏鳥でもあって、また、青に赤褐色の目立つ色をしている綺麗な野鳥ですが、
この色を見つけた時の嬉しい気持ちには、季節の訪れへの感動も含まれますね。
断崖の岩から染みだす滝の音を聞きながら眺める知床連山...という眺望。
フレペの滝の展望地での楽しみ方は、滝だけでなく全体を見ることです。
知床峠付近や、知床の山々の登山道では桜が咲くのはまだ先のことですが、
海岸部やウトロの町周辺では昨日から今日が満開と言っても良いと思います。
風に...はらはら..と散っていく様子もあり、短くも美しい5月中旬の景色ですね。
***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****
知床五湖・フレペの滝・原生林のトレッキング、自然観察、
冬はスノーシューでの自然体験ツアーをしています!
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つよし
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