ウトロは霧、羅臼は...?

今日も知床半島のウトロ側は濃い霧に包まれて、気温も低め。

お客様と相談をして午前中に散策する場所を変更して、

今日(5月26日)から夜間通行止めが解除され終日通行可能になった

知床横断道路を知床峠を越えて羅臼町に行くことにしました。


すると、知床峠を過ぎるとみるみる霧がはれ、曇り空ながらも、

時には温かな日差しも滲んでくるような暖かさがありました。

そして、ウトロでは花の時期が終わった桜が、羅臼では満開でした🌸

羅臼ビジターセンター、間欠泉(噴出を2回!)、ルサフィールドハウス、

クジラの見える丘公園、羅臼国後展望塔などを巡って、昼食後に、

またウトロに戻ってきて、フレペの滝まで散策をしました。

もしかしたら...午後になれば濃い霧もなくなっていないかと、

青空の知床横断道路を車で下っていきましたが、まだ霧でした。

同じ半島でも違うものだと思いながら、なかなか楽しかったです。

フレペの滝の草原にて。あれ!?昨日も来なかった?と言いたげなノビタキ。

もちろん同じ個体なのかは僕には断定はできませんが、同じ木にいました。

小さな身体のわりには肝が据わっているようで僕らのことなど気にもせず、

しばらく胸を張って凛々しい姿を観察させてくれましたよ。ありがとう。

こちらは午前中に巡った、羅臼のクジラの見える丘公園で。

天気の良いには高台から国後島や海を眺められる良いスポットで、

時期によってマッコウクジラ等の鯨が見えるとの事で名付けられていますが、、

僕はタイミングが良くないのか自力では見つけられたことがなかったのです。

でも、今日は双眼鏡や野鳥観察用のフィールドスコープで何気なく、、

いたら良いですよね!と探していると、なんとシャチらしきものが見えました。

写真(上)では黄色の矢印の下に姿らしきもの(ぼやけた影)があるだけで、

まるでネス湖のネッシーのような状態ですが、たしかに1頭はいました。

羅臼側でのホエールウオッチングの観光船に乗ることがお勧めですが、

道具があれば、ちょこっと立ち寄って探してみるのも面白いですよ。




***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****

知床五湖・フレペの滝・原生林のトレッキング、自然観察、

冬はスノーシューでの自然体験ツアーをしています!

その他のネイチャーツアーもHPよりご相談下さいませ。


つよし