また今日も3月初旬としては気温の高い一日になって、
風向きの影響もあって流氷が離れてしまった場所もありましたが、
何といっても驚いたのは...空から降ってくるのが雪ではなく雨だったこと。
午前中の知床五湖付近も雪かと思えば、やや霙、そして小雨に変化、
午後から散策した断崖部の森でも細かい雨が風に飛ばされてきます。
着ているものがレインウェアではなくて、これは困ったと考えていると、
何と!良いこともあるもので、虹がでてきたではないですか!!?
流氷が漂う海を背後にして七色の橋が架かって、それはもう美しい。
なかなか巡りあうことのできない景色に僕もお客様も大興奮でした。
最近は知床五湖やフレペの滝のご案内が続いていて、
こちらの滝に来るのは久しぶりであったように思いますが、
ここ数日の気温の高さにも負けずに氷瀑の青さが出迎えてくれました。
ただ、見ている前で氷がパラパラと崩れていく様子もあって、
また明日も訪れる予定なので...どうにか頑張ってくれ!と思うのです。
時間が前後しますが、午前中の知床五湖の散策にて眺めた海の写真。
白い流氷と、吹きつける風に波立つ海面の紺色、薄く凍った海の水色、
こうした3色になった風景もタイミング的に見る機会は少ないでしょうから、
このまま流氷が離れないことを願うばかりですが、綺麗ではありました。
そして...また話しは変わりますが、今日の散策中に面白いものを見つけました!
キツツキが掘った穴の中に無数のドングリが詰まっているではないですか...
おそらくは貯食という行動をするエゾリスやカケスといった森の生き物が、
食料が少ない冬を迎える前に保存食として隠し蓄えておいたのでしょう。
この穴の縁(ふち)に細い毛がついていたのでエゾリスなのかと思いますが、
その本人の姿を見ることができなかったのは、ちょっとばかり残念。
機会があったらココでドングリを持っていく姿を観察したいです。
***** 自然ガイド 知床ころぽっくる *****
知床五湖・フレペの滝・原生林のトレッキング、自然観察、
冬はスノーシューでの自然体験ツアーをしています!
その他のネイチャーツアーもHPよりご相談下さいませ。
つよし
0コメント