知床の流氷初日(仮)

これを『流氷初日』と言って良いのか考える部分もありますが、海に流氷です!

まだ流氷の本体は、望遠鏡・双眼鏡でも全く見えない遠い場所なのですが、

そこから離れて流れてきた細かい氷が帯状になって、ウトロ付近にも来ました。

昨年もこのような”はぐれ氷”を同様に1月14日(1月13日?)に観測しており、

本当の流氷初日や接岸初日は、おそらくは今月下旬から来月初旬だと思います。

(流氷本体の近づくペース的には昨年と比べて今のところはやや遅めに感じます。)

それでも、季節の到来を告げるこの美しい光景に...しばし見入っていると、

一羽のオオワシが横切るように、僕と流氷の間を行きました。素敵な場面です!

夕方の状況は確認していませんが、流氷はどんどん陸地へ流されていたので、

明日の朝には(すでに今も)、どこか海岸線に漂着しているのかもしれないですね。

ずっと波が高かったので海岸で砕かれてしまっているかもしれないですが、

明日になって波がおさまって安全そうなら確認に行ってみたいと思います。


そして、海の眺めを堪能してから...森にも散策へと。

すると、クマゲラが流氷の到来など知ってか知らずか食事中でした(笑)


【また動画にもしてみました。前回のクマゲラよりは短いですが 📹】

今日の流氷は、僕らには「お年玉」みたいで嬉しかったですが、

クマゲラも他の森の生き物も変わらぬ日常を過ごしていました。

このクマゲラは、、木の根元を掘って黙々、コツコツ、食事。


本来はそんなものなのでしょう。自然の中に生きるということは。



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つよし